痛いときって冷やすのが一番いいんでしょ?
という質問をよく受けます。
実は最近まで僕も怪我をしたらアイシングが有効と思っていました。
しかし、新事実。
実はアイシングはそこまで重要でないそうです。
痛みを抑えるという点に関してだけはアイシングをすることによって痛覚が麻痺するので有効とされています。
ですが、治癒にかかわるかというと、そこはきちんとした医学的根拠はまだわかっていないということがわかりました。
むしろアイシングを多用することで固有受容器(痛み、熱、圧力などを感じるセンサー)が機能しなくなるリスクがあるという事でした。
以前、ハワイへ勉強しに行ってアメリカでスポーツトレーナーをやっている方からもアイシングよりもまず動かせることが大事だとおっしゃっていました。
向こうではどんなに重症でも、できる限り、必要なら松葉杖を使用してでも歩かせ、なるべく普通に過ごしてもらうんだそうです。
じゃあアイシングって無意味なのか?というとそういう事ではありません。
先ほども言いましたが、アイシングには鎮痛効果があります。
痛みが強すぎると身体はストレスを感じ、更に痛みを誘発するホルモンを出すことがわかっています。
ですので、痛みが強すぎて眠れない。動かすことができない場合はアイシングを行い、痛みを抑えて動かすようにすると復帰も早くなるということですね。
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