WHOでは健康の定義をこのように定めています。
「Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.」
「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。」
これらを実現にするにはまず自身の生活習慣、生活環境を見直すことが大事です。
そこで皆さんが日常で必ずやることで一工夫加えることで健康になることをご紹介します。
1:朝起きたらまずうがい、歯磨きをして口内を清潔にする
寝ている最中には口の中には菌が繁殖しています。その数は起きている時と比べて約30倍にも増えているそうです。これらの菌が虫歯の原因になることもあるようです。
だから朝起きて水をいっぱい飲む前に、まずうがい歯磨きをして口の中を清潔に保ちましょう。
2:朝、就寝前に水を一杯飲む
睡眠時間は人によって異なりますが、5〜8時間全く水を飲むことできません。人間の身体は随時水分を消費していきます。特に前日の夜にお酒を飲まれた方は寝る前に水分を摂ることを強く推奨します。
トイレが近くなるという不安を持つ方もいますが、それは普通の現象なので心配は無用です。逆にそれを気にして水分を摂らない方が身体への危険性のリスクが高くなります。
3:水分をしっかり摂る
朝、就寝前に水分をとることも大事ですが、1日の中でも水分をしっかり摂ることを意識しましょう。
目安は体重×3の量です。(50kgの人の場合 50×3=150 1.5Lが目安です)
人間の身体は60%が水分です。血液も筋肉も水分が不足していると流れが悪くなり、夜中に攣りやすくなったり、冷え性や痛みの原因になることがあります。
水ではなくお茶やコーヒーではダメ?という質問がよくありますが、それらにはカフェインがありカフェインは利尿作用によって水分を排出してしまうので、結局身体は水分が足りないということになってしまいます。飲むならノンカフフェインですが、添加物や成分によって身体に害をもたらすこともあるので注意が必要です。
4:朝にフルーツとたんぱく質をしっかり摂る
朝ごはん食べないという方も多いですが、朝にフルーツとたんぱく質を摂ることでその日の睡眠の質が変わります。
たんぱく質の一種であるトリプトファンはビタミンB6と結合することでセロトニンに変化します。セロトニンは世間一般でいう「幸せホルモン」と呼ばれる成分です。これが脳や腸内で分泌されることで日中のやる気が出るようになります。そしてこのセロトニンが夜に再度ビタミンB6と結合することでメラトニンへと変化します。これが睡眠誘発物質になるので、朝にたんぱく質とビタミンを摂取することで睡眠がとりやすくなります。
フルーツを取る目的は主にビタミンを摂取する為です。特にビタミンCは寝ている最中にとても消費されるので必ず取っておきたいビタミンです。
オススメの朝食:豆乳ヨーグルト+旬なフルーツ2、3種
ビタミンCが多く含まれる果物(ゴールデンキウイ、アセロラ、柑橘系)
ビタミンB6が多く含まれる果物(バナナ)
※マルチビタミンミネラルのサプリを併用して取ると全体的な栄養バランスがとりやすいです。
5:朝陽に当たる
リモートワークで家にいることが多かったり、室内で仕事している人は陽に当たることが少ないです。朝陽に当たることで、自律神経が整えられ身体の調子が整ってきます。
また、陽の紫外線に当たることによってビタミンDが活性化したり炎症反応を抑えてくれます。
これらの5つを意識してやってみてくださいね。